パッケージ改変で商品価値を底上げする、“良い”パッケージが持つ要素とは?
皆さんは商品を購入する際に何を基準に選択されていますか? “価格” “口コミ”・・・判断材料は様々かと思いますが、 “パッケージ”を見て手に取るか取らないかを決める、という方もかなり多いのではないでしょうか?パッケージの見た目がいいことは商品価値の底上げに繋がります。 そこで今回は、パッケージの重要性やBKとあわせて実施することのメリットをご紹介いたします!
パッケージとは??
そもそもパッケージとは何なのか、少しだけ掘り下げて考えてみましょう。
パッケージを日本語で表記すると『包装』と訳されるように、
パッケージは商品を“包(つつ)み装(よそお)う”ことを示します。
“包”は商品を包んで保護する『機能性』、“装”は商品を装飾して魅力的に見せる『伝達性』。この2つの役割が組み合わさることで初めて商品のパッケージが完成するのです。
『そうは言っても、パッケージは所詮お飾りでしょ?最低限の機能と情報が載っていれば、こだわって作った良い商品なんだから、消費者はきっと理解してくれるはず!』
このような考えをお持ちの方も、ひょっとするといらっしゃるかもしれません。
もちろん、上記のような形で売れる商品も世の中には存在しているでしょう。
『業務用』として卸す場合は、必要最低限の役割を果たすパッケージでも大きな問題はないかもしれません。
ですが、スーパーマーケットやコンビニ、百貨店・セレクトショップ、道の駅に通販ショップ……といった小売用として商品を売り出したい場合はどうでしょうか?
当たり前のことですが、売場のバイヤー・仕入れ担当者は、お客様が喜んでくれるかを基準に商品の取扱を判断します。少し極端な例で言えば、百貨店での「ギフト」として
取扱を希望する商品にもかかわらず、リボンなどのラッピングもなく新聞紙で包んだだけのパッケージの場合、味がどんなに美味しくても、どんなに原料にこだわっていても、取扱に至ることは難しいと思います。
売場に足を運ぶお客様にとってその商品の価値が伝わる顔=パッケージをしていなければ、商品は本当の意味で完成したとはいえないのです。
では、多くの競合商品が並ぶ売場に自社の商品を取り扱ってもらい、そしてお客様に手にとってもらえるパッケージにするためには、一体何が必要なのでしょうか?
“良い”パッケージが持つ要素
食品のパッケージにおいて、最も重要なことは何か。
それは、『美味しそうと思わせること』です。一言でいうと“シズル感”です。
洋服や雑貨はお店で実際に手にとり大きさや質感を確かめることが気軽にできますが、
食品は、試食として提供している商品でない限り、購入して初めて実際の商品(味)を
確かめるしか手段がありません。
そのため、まず『美味しそう!』と脳に直感的に思わせる見た目をしていることが他の商材の何倍も強く求められているのです。
その『美味しそう』と思われる見た目の商品になるために必要なことは、大きく3点に分けることができます
①商品の魅力を掘り下げる(商品のキラーポイントを見つける!)
②商品の他社商品との違いを分析する(埋もれないように伝える!)
③商品が並ぶ売場を想定したアピールをする(ターゲットが買いたくなる形に仕上げる)
まず、商品の原材料へのこだわりやどんな想いをもって開発したか…などを振り返り、ここだけは譲れない!というポイントを見つけ出します(①)。
その後、同じジャンルの商品や、同地域の商品がどのような売り出し方をしているかを客観的に探ってみましょう(②)。どの商品も、手にとってもらうためにはどうしたらいいだろう…と、工夫が見られるはずです。
その上で、自社商品はどんな人に食べてほしいか、どんなシチュエーションで使ってほしいか…出来るだけ詳細に考えてみましょう。それらを最大限に伝えるパッケージに落とし込みます(③)。この3点がしっかりと考えられた商品は、『美味しそう!』と思わせられる確率が格段に上がり、売上UPにつながります。
……言われてみれば当たり前、でもこれがなかなか難しい!自社の商品のことは作っている自分が一番わかっているはずなのに、改めて考えてみるとなんだかわけがわからなくなる…というのはよく聞かれるケースです。そんな時に活用いただきたいサービスが、実は「バイヤーズキッチン」なのです。
「バイヤーズキッチン」への出展がパッケージリニューアルにおすすめのワケ
「バイヤーズキッチン」は、出展メーカーの商品力向上のため、
商品評価アンケートにご協力をいただいています。味や価格などの評価はもちろん、
パッケージに対する質問や適正売場などの項目がありますので、商品分析に役立てることができるのです。
もちろん、参加バイヤー様の意見は十人十色、人それぞれのところもありますが、“食品を扱うプロ”でもあり“一般消費者”でもある彼らの意見は、なるほどと思わず唸らせるような参考になる意見も多く見られます。
過去にはパッケージリニューアル直後にバイヤーズキッチンに出展いただいた商品もあり、そうした商品は、改善意見を指摘されたとしてもなかなか直ぐに反映するのは難しい…といった声もありました。
が、パッケージを変更しなくても『売場用の販促ツール』など+αのPR方法は色々とあります!キャッチコピーや魅せ方次第でお客様へ『美味しそう』と思わせることができますので、バイヤーによるアンケートの結果は、パッケージリニューアルだけに限らず『商品のマーケティング資料』としても活用いただけます。
まとめ
以上、パッケージの役割や要素についてご説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
商品の価値を正しく伝え『美味しそう』と思ってもらうパッケージについて考えることは売り上げに直結します。そして、“良い”パッケージにするためには、自己分析だけではなく他人(外)からの客観的な意見も非常に重要です。
『美味しそう!』を作り出すパッケージを求めている方、パッケージのリニューアルを少しでも検討している方、マーケティングにも活用できる「バイヤーズキッチン」に出展して、商品の魅力度を高めてみませんか?
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