沖縄県の基幹産業であるサトウキビ。県全体の農家の8割、耕地面積では半分を占めており、沖縄県の人々の生活に欠かせない作物です。この畑に育っているサトウキビから、砂糖を作るためにショ糖を圧搾した残りの繊維の部分を「バガス」といいます。さとうきびをしぼるとその25％がバガスとして残りますが、これらはパルプや燃料などに使われることはあっても、あまりに硬すぎるため、今まで食品として使われることはありませんでした。 その状況を改善しようと、独立行政法人化学技術振興機構（JST）が独自の技術（特許製法）を編み出して開発したのが、「爆砕発酵処理製法」で日本初の技術です。「さとうきびご飯の素」にはビタミン、ミネラル、たんぱく質、脂質、糖質に続く第六の栄養ともいわれている食物繊維をはじめキシロオリゴ糖やフェルラ酸ポリフェノールを含みビフィズス菌が3倍に増え、お通じなどの腸内環境を整える働きがあります。