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わくわくと新発見をお届け!スーパーマーケット・トレードショー宮城県ブースの魅力をお伝えします。

想いのバトン

わくわくと新発見をお届け!スーパーマーケット・トレードショー宮城県ブースの魅力をお伝えします。


~SMTS2024宮城県ブースPR企画~
宮城県は県内選りすぐりの22社を選定し、2月14日(水)~16日(金)の3日間、幕張メッセで開催される「第58回スーパーマーケット・トレードショー2024」(以下SMTS2024)に出展いたします。今回は、宮城県農政部食産業振興課の担当者さんに展示会への意気込みや、支援内容や宮城県の食品産業への思いを聞かせていただきました。
宮城県農政部 食産業振興課 食ビジネス支援班
主任主査(班長) 山本 志穂様
技術主査(副班長) 水戸 裕也 様
主事 佐々木 仁志 様

宮城県の特色を出しつつ、ワクワクするような新しい商品をバイヤー様に紹介したい。

―宮城県は10年以上スーパーマーケット・トレードショーに出展していますが、今年はどのようなブースになっていますか?

〔水戸〕

今年の宮城県ブースは、カテゴリーのバランスを見ながら、宮城県を代表する品目を取り入れているメーカーや新商品なども取り入れたブースになっています。
当課で出展の募集をするのですが、毎年非常に多くの事業者様からご応募をいただいており、皆さんスーパーマーケット・トレードショーを大きな商談機会として見ていると感じます。バイヤー様には、一体感のあるブースを見ていただき、出展者と繋がりを作っていただきたいと思っています。


―出展者について教えてください。

〔水戸〕

出展者は、宮城県の強みである水産加工業者をはじめ、国産のジビエを活用した商品など、近年のトレンドに合わせた商品も多く出展されています。麺関係ですと白石温麺も特徴的だと思いますし、初出展では県内の商談会でも人気だった益野製菓さんからお菓子関係、農産部門ではトマトジュース、米粉のスナックなど、農産・畜産・水産とバランスよく出展されています。
それから、だい久製麺さんのせり鍋のつゆや、船田食品製造さんの仙台あおば餃子・焼売など、地域性のある商品、郷土料理的なところでは、宮城では加工用イチジクの生産が主流なのですが、そのイチジクを使った、福一さんのイチジクの甘露煮も出展します。
こういった出展者を通じて、県産品だけではなく宮城の食文化も知っていただきたいという思いもあります。


〔佐々木〕

どの出展者も首都圏でも通用するような商品をお持ちです。非常に商談にも熱心で、やる気のあるメーカーがそろっている自信があります。


―商談への意欲、商品力どちらをとっても宮城県としてお墨付きのメーカーさんということですね。
 さて、大型展示会といえばブースの装飾も気になるところですが、どんなところにこだわっていますか?


〔山本〕

ブースの装飾に個性を持たせており、宮城県の食材が一目で分かるように作っております。
出展者ごとに背面にタペストリーを作成し、商品の特徴を遠くから眺めながらでも興味関心を持っていただけるような装飾を施しているので、効率的にブースを巡回していただけることが特徴です。

―食材をテーマにしたブースですか。素材に自信があるからこそのデザインですよね。


〔水戸〕

そうですね。『食品王国みやぎ』ということで、海・山・里の豊かな自然から生まれる農林水産物の豊富さが宮城県の特徴です。今回出展する皆さんも県産食材を活用した商品を出展していただいておりますので是非注目いただければと思います。


―どんなバイヤーとの出会いに期待していますか?

〔水戸〕

最近原材料や物流費も高騰する中、商品価格にも反映しなければいけないと思うのですが、地域性など色々な付加価値をつけて、特徴のある商品を目指して出展しています。その点にも関心を持っていただきつつ、理解して取り扱っていただけるバイヤー様に来てほしいです。
商談だけではなく、各社の取組にも関心を持って一緒に商品開発をするなど、新たな取り組みにもつながる視点で見てくださる方に来ていただけるとうれしいです。
自社では取り扱えないがこういう販路が向いている、などのご意見をいただける貴重な機会だと思いますので、宮城県の食品製造業が盛り上がるようなご助言をいただけると嬉しいです。


〔山本〕

宮城県ブースに足を運んでいただくと、笹かまや牛タンなど現在の宮城を代表する商品だけでなく、初めて見る、ここにきてハッと気づく、新しい発見を生む商品もたくさんありますので、是非そういうところにも興味を持っていただければなと思っています。


―前半ではSMTS2024のブース内容についてお伺いしましたが、宮城県はメーカー選定からブース設計まで戦略立てて丁寧に作られている印象を受けました。こういった戦略に至る背景として、食産業振興課の取組が深くかかわっていると思うのですが、日ごろどういったご支援をされているのでしょうか?


『商売の仕方って、どういうものなんだろう?』基本に立ち返って日々支援を行う

〔山本〕

昨年度から引き続き、今年も「みやぎの食材バリューチェーン構築プロジェクト」に機軸を置きまして、商流の川上から川下までの流れの中で商品に付加価値を乗せていく取組として、原材料の調達支援から商品作り、そして今回の商談会出展支援を継続して実施しているところです。
また、この他に今年度の特色としてはコロナ禍を経て各事業者に大きな経営転換が求められているということで経営改善支援のサポート事業にも取り組んでいます。

―経営改善とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

〔山本〕

支援の内容としては、枠にとらわれず、事業者の課題は何か?という課題の洗い出しから入らせていただいています。新たな販路に向けた新商品開発を通じて経営転換を図ったり、人手不足に悩んでいる事業者には『どうすれば人材を集められるのか』というところで、例えば新しい会社の広告をつくったりとか、経営の中身に入っていくような支援を行っています。
私たちも、事業者様がどういう支援でどう転換されるのか、わからない状態からスタートするので専門家の方にもご協力いただき、一緒に事業者と伴走し新しい発見をしながら支援をさせていただいているところです。


―きめ細やかに深く入り込むスタイルですね。実感として成果はありますか?

〔山本〕

サポート事業を通して、すぐに成果は出なくとも1年後2年後に『あの時の商品が賞を取ったよ』、『売り上げが伸びたよ』とメーカーさんから直接連絡をいただくこともありまして、成果を実感しております。
成果として県民の皆様にも発信できるので、ご連絡をいただくと私たちにとっても励みになります。


〔水戸〕

受賞といえば、最近では、SMTSにも出展される末永海産さんが開発された「帆立のリッチフレーク」が、先日行われた宮城県水産加工品品評会で農林水産大臣賞を受賞されました。この商品は、規格外のホタテや製造過程で発生した端材を活用しており、食品ロス削減の観点からも評価されております。その他にも、ブースでは各出展者が新商品開発に向けたテストマーケティングも実施されると思いますので、商談だけではなく、そのような点からも積極的にアドバイスをいただきたいです。
バイヤー向け食品ガイドブックの表紙イメージ。https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syokushin/guide.html サイトから閲覧パスワードの申請をすれば約140品の掲載商品を閲覧可能です。
バイヤー向け食品ガイドブックの表紙イメージ。https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syokushin/guide.html サイトから閲覧パスワードの申請をすれば約140品の掲載商品を閲覧可能です。

―今後支援を続けるうえでの課題感はありますか?

〔水戸〕

感じているのは近年、原材料・物流費高騰も含め、消費者の商品の選び方など食品のマーケットが非常に早く変化していて、既存の商品では対応しきれないなど、今までの商売の仕方では継続できないところが課題と感じています。その変化に対応した、商品開発・販路開拓・事業転換をサポートできればと思っています。


―最後に、SMTS2024宮城県ブースにいらっしゃるバイヤーにメッセージをお願いいたします!

〔水戸〕

宮城県のメーカーは水産・農産物も共通で、食材を大事にして商品を開発されています。県内産地と連携した商品が沢山ありますので、地域的な特性や取り組みに着目していただいて取り扱っていただきたいなと思います。
私たちは農政部ということで農業の生産振興もしている部署になりますので、「こういう原材料が欲しい」「こんな取り組みを一緒にできないか?」などご要望がありましたら、私たちも当日ブース内におりますので、商談にかかわらずお声がけください。


〔山本〕

バイヤーに必ず発見や気づきを与えられるブースにしたいと思いますので、ぜひお立ち寄りいただきたいと思います。


〔佐々木〕

当日は美味しい試食も沢山ご用意しております。熱意のある出展者が皆様をお待ちしておりますので、少しでもお話を聞いていただけると嬉しいです。
■第58回スーパーマーケット・トレードショー2024 宮城県ブース情報
【会 期】 2024年2月14日(水)15日(木)16日(金)
10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
【会 場】 幕張メッセ(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
【小間位置】 地方・地域産品ゾーン 9-309
【出展者一覧】
1. 株式会社秋茜
2. 山徳平塚水産株式会社
3. 株式会社カネタ・ツーワン
4. 船田食品製造株式会社
5. 株式会社阿部善商店
6. 有限会社益野製菓
7. 株式会社きちみ製麺
8. 株式会社だい久製麺
9. 株式会社阿部長商店
10.富士國物産株式会社
11.株式会社陣中
12.株式会社鮮冷
13.末永海産株式会社
14.株式会社ヤマサコウショウ
15.株式会社木の屋石巻水産
16.株式会社山形屋商店
17.株式会社髙政
18.三波食品株式会社
19.株式会社福一 【2月14日:全日、2月15日:午前】
20.石川食品株式会社 【2月14日:全日、2月15日:午前】
21.株式会社田伝むし 【2月15日:午前、2月16日:全日】
22.有限会社マルセンファーム 【2月15日:午前、2月16日:全日】

 





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